Tableau入門第4回は日付関数についてです!
下記を参考にしています。
計算可能な日付部分一覧
日付計算が出てきますが、増減できる項目は決まっています。
下記を参考に見ていってください。
DATE_PART | 値 |
---|---|
'year' | 年(2022年とか) |
'quarter' | 4月基準に3か月ごとで区切る(4-6=第一四半期, 7-9=第二四半期 ) |
'month' | 月 |
'dayofyear' | 1月1日から何日たったか |
'day' | 日 |
'weekday' | 1~7日間 |
'week' | 1年間を52分割 |
'hour' | 時間 |
'minute' | 分 |
'second' | 秒 |
日付関数の基礎編
※日付は##で囲みます。””ではないので気をつけましょう!
TODAY(トゥデイ)… 今日
NOW(ナウ)… 今、この瞬間
部分系… 特定の部分を切り抜きます
DATEADD(デイトアド)… 特定の部分を増減する
DATEDIFF(デイトディフ)… 2点間の差異を計算
DATETRUNC (デイトトランク)…日付を切り捨てる
DATENAME(デイトネイム)…日付を言葉にする
TODAY(トゥデイ)… 今日
TODAYはそのまんま今日です。
TODAY()
TODAY()のかっこの中身は?
TODAY()は()の中に何もいれず、TODAY()と書くのが基本です。
TODAYは関数なので引数、つまり()の中身が必要です。
しかし、今日は今日であり、この世に一つしかありません。
なので引数は不要になります。
結果、TODAY()という形に落ち着いたというわけです。
NOW(ナウ)… 今、この瞬間
NOWは今を返します。
日付だけでなく、秒まで返します。
NOW()
NOWもかっこの中身は不要です。
DATE(デイト)… 日付にする
DATEは日付にします。
DATE(NOW()) = TODAY()
↑の式が成り立ちます。
NOWの時間を切り捨ててます。
部分系… 特定の部分を切り抜きます
多いのでまとめます。
数値で返します。
関数名 | 内容 | 使い方 |
---|---|---|
YEAR | 年を返す | YEAR(TODAY()) |
QUARTER | 四半期を返す | QUARTER (TODAY()) |
MONTH | 月を返す | MONTH(TODAY()) |
WEEK | 週を返す | WEEK(TODAY()) |
DAY | 日を返す | DAY(TODAY()) |
DATEADD(デイトアド)… 特定の部分を増減する
DATEADDは特定部分を増減させます。
月だけ+1とか日だけ+1みたいな感じです。
DATEADD(“日付部分”, 増減値, 日付)
例えば今日から1か月後を示すには
DATEADD("month", 1, TODAY())
↑になります。
先月なら
DATEADD("month", -1, TODAY())
DATEDIFF(デイトディフ)… 2点間の差異を計算
煩雑な日付の差異を計算してくれます。
DATEDIFF (“日付部分” , 終点 , 開始点)
DATEDIFF ("day" , TODAY() , #2020-12-31#)
DATETRUNC (デイトトランク)…日付を切り捨てる
月初だけ欲しいんだよなってことありませんか?
そんな時はDATETRUNCが使えます。
DATETRUNC ( 日付部分, [日付] )
DATETRUNC ("month", #2022-01-20# )
↑のようにすると”2022/01/01 0:00:00”と返ってきます。
時間がいらないなら
DATE(DATETRUNC ("month", #2022-01-20# ))
DATEで日付だけにしましょう。
DATENAME(デイトネイム)…日付を言葉にする
その日が何曜日か、どの月か知りたい時に使えます。
DATENAME("month",#2022-01-01#)
↑ならJanuary
DATENAME("weekday",#2022-01-01#)
↑ならsaturday=土曜日となります。
続く
今回は日付関数でした。
不明点や間違いなどあればコメントにお願いします。
次回はディメンションとメジャーについてです。
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