【Tableau入門⑤】ディメンションとメジャーの違いをわかりやすく解説!

「ディメンションとメジャーで分かれているけどなに??」
青がディメンションで、メジャーが緑?

Tableauのメイン機能がディメンションとメジャーです。
これを理解しないと何もできません。

ごり子

ディメンションは項目、メジャーは数値と思っておけば大体OK!

今回はディメンションとメジャーとはなにかを解説するとともに

その違い、使い方を説明させていただきます!

目次

ディメンションとメジャーとは?

ざっくり言うと

ディメンションとは?

直訳すると次元です。
分析の切り口、基準になる値を示します。

メジャーとは?

直訳するとものさしです。
集計の対象となる数値を示します。


メジャーネームより上がディメンション
下がメジャーです。

アイコンはデータの型を表します。
↓みたいな感じです。

アイコンデータ型
Abc文字列
#数値
📅日付
T│Fブール(True or Falese)

ディメンションについて

ディメンションはTableauを利用するにあたって非常に重要な要素となります。
なぜならデータを分析する基準になるからです。

都道府県というディメンションでデータをみるときのパターンは最大47です。
市町村だと約1700パターンです。
同じデータソースを使って、同じメジャーを表示させていても全く異なる値が表示されることになります。

県別のデータを見たい時に、市町村ディメンションは不要ですよね。
基準をどこに持つのかを意識するうえで、ディメンションの存在は大きいのです。

結局何が違うの?

データを見る目線がディメンション
その目線で見たい値がメジャー

例えば、都道府県ごとのデータがあるとして

都道府県市町村住民予算(百万)
東京都港区20000060000
東京都足立区50000030000
大阪府大阪市60000050000
大阪府岸和田市50000020000
適当な数字です

都道府県というデータと住民というデータを並べると
東京都-700000
大阪府-1100000
このように表示されます。

Tableau側が自動で合計を出して表示してくれています。
これを平均に変えたり、中央値に変えたり自由にできます。

データを見る目線は都道府県で、見たい値は住民ですね。

都道府県、市町村、予算と並べるとどうでしょうか。

東京都-港区 -60000
東京都-足立区-30000

データが細かくなりました。

データを見る目線は都道府県と市町村、見たい値は予算ですね。

どういった角度からデータを見たいか選択できるのがディメンションで
それで出したい値がメジャーというわけです。

ごり丸

あとはアイコンの色が青がディメンションで、緑がメジャーかな?

ごり子

たいていはそうなんだけど、色の意味はちょっと違うよ!
青は不連続、緑は連続を表しているよ!

メジャーネームとメジャーバリュー

メジャーネームメジャーバリューという項目を見たことありませんか?

メジャーと言いながらディメンションゾーンにいるメジャーネーム
一番下にあるメジャーバリュー

次はこの違いと役割を見ていきましょう!

メジャーネームは全メジャーの名前セット

メジャーネームというディメンションにはすべてのメジャーの名前が入ってます。

メジャーバリューは全メジャーの値セット

メジャーバリューには全メジャーの値が入っています。

使ってみるのが早い

↑の画像のように列にメジャーネーム
マークのテキストにメジャーバリューを置いてみましょう。

いい感じの表になりませんか?
行に好きなディメンションを置いてみてください。

その粒度に応じた表になるはずです。

フィルターにメジャーネーム

フィルターにメジャーネームを置いてみましょう。
表記したいメジャーが選べます。

まとめ

ディメンションとメジャーについてをまとめます。

  1. ディメンションはデータの切り口
  2. メジャーは集計値
  3. 青色だからディメンション、緑だからメジャーっていうわけじゃない

連続、不連続はややこしいので別途記事を書きます。

続く

不明点や間違いなどありましたらコメントお願いします!!

次回は連続と不連続の違いについてです。

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ごり子

読んでくれてありがとう!

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