「ディメンションとメジャーで分かれているけどなに??」
「青がディメンションで、メジャーが緑?」
Tableauのメイン機能がディメンションとメジャーです。
これを理解しないと何もできません。
ディメンションは項目、メジャーは数値と思っておけば大体OK!
今回はディメンションとメジャーとはなにかを解説するとともに
その違い、使い方を説明させていただきます!
ディメンションとメジャーとは?
ざっくり言うと
- ディメンションとは?
-
直訳すると次元です。
分析の切り口、基準になる値を示します。 - メジャーとは?
-
直訳するとものさしです。
集計の対象となる数値を示します。
メジャーネームより上がディメンション
下がメジャーです。
アイコンはデータの型を表します。
↓みたいな感じです。
アイコン | データ型 |
---|---|
Abc | 文字列 |
# | 数値 |
📅 | 日付 |
T│F | ブール(True or Falese) |
ディメンションについて
ディメンションはTableauを利用するにあたって非常に重要な要素となります。
なぜならデータを分析する基準になるからです。
都道府県というディメンションでデータをみるときのパターンは最大47です。
市町村だと約1700パターンです。
同じデータソースを使って、同じメジャーを表示させていても全く異なる値が表示されることになります。
県別のデータを見たい時に、市町村ディメンションは不要ですよね。
基準をどこに持つのかを意識するうえで、ディメンションの存在は大きいのです。
結局何が違うの?
データを見る目線がディメンション
その目線で見たい値がメジャー
例えば、都道府県ごとのデータがあるとして
都道府県 | 市町村 | 住民 | 予算(百万) |
---|---|---|---|
東京都 | 港区 | 200000 | 60000 |
東京都 | 足立区 | 500000 | 30000 |
大阪府 | 大阪市 | 600000 | 50000 |
大阪府 | 岸和田市 | 500000 | 20000 |
都道府県というデータと住民というデータを並べると
東京都-700000
大阪府-1100000
このように表示されます。
Tableau側が自動で合計を出して表示してくれています。
これを平均に変えたり、中央値に変えたり自由にできます。
データを見る目線は都道府県で、見たい値は住民ですね。
都道府県、市町村、予算と並べるとどうでしょうか。
東京都-港区 -60000
東京都-足立区-30000
データが細かくなりました。
データを見る目線は都道府県と市町村、見たい値は予算ですね。
どういった角度からデータを見たいか選択できるのがディメンションで
それで出したい値がメジャーというわけです。
あとはアイコンの色が青がディメンションで、緑がメジャーかな?
たいていはそうなんだけど、色の意味はちょっと違うよ!
青は不連続、緑は連続を表しているよ!
メジャーネームとメジャーバリュー
メジャーネームとメジャーバリューという項目を見たことありませんか?
メジャーと言いながらディメンションゾーンにいるメジャーネーム。
一番下にあるメジャーバリュー。
次はこの違いと役割を見ていきましょう!
メジャーネームは全メジャーの名前セット
メジャーネームというディメンションにはすべてのメジャーの名前が入ってます。
メジャーバリューは全メジャーの値セット
メジャーバリューには全メジャーの値が入っています。
使ってみるのが早い
↑の画像のように列にメジャーネーム
マークのテキストにメジャーバリューを置いてみましょう。
いい感じの表になりませんか?
行に好きなディメンションを置いてみてください。
その粒度に応じた表になるはずです。
フィルターにメジャーネーム
フィルターにメジャーネームを置いてみましょう。
表記したいメジャーが選べます。
まとめ
ディメンションとメジャーについてをまとめます。
- ディメンションはデータの切り口
- メジャーは集計値
- 青色だからディメンション、緑だからメジャーっていうわけじゃない
連続、不連続はややこしいので別途記事を書きます。
続く
不明点や間違いなどありましたらコメントお願いします!!
次回は連続と不連続の違いについてです。
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