
男が育休?
そんなの無理でしょ。
時代が変わったとはいえ、まだまだ男性の育休取得に大きな壁があります。
そんな時代に育休をとりました。(第一子のときです)
育児休業で言えば、女性公務員の場合ほぼ100%(民間は約80%)の取得率。
男性は国家公務員がH30 21.6%、地方公務員がH29 4.4%。
正直この数字も長期取得者だけで計算すると、1%以下になるでしょう。
たぶん、1年以内に交通事故で死ぬ確率より低いと思います(笑)
こういった数字を見てみなさんはどう思いますか?
今回は実際に長期で(1年)育休をとってみて感じたことを解説します。
- 実際に育児休業を取ってみて感じたメリット・デメリットとは!?
- もう2度と取りたくない。
そもそも育児休暇ってどんな制度?

育休は子供が1歳になるまでもらえる給付金です。
給料の67%が半年間、残りは50%もらえます。
なぜ育休取ったのか?

休みたかった
シンプルに休みたかったです(笑)
仕事漬けの毎日にうんざりしてました。
日本の育休制度は世界一
日本は子育てに厳しい。
そんなイメージないですか?
実はめちゃくちゃ制度的には優しいんです。
1年間給付金がでる上に、税金も免除されるんです。
使わないと損ですよ。
自分の代わりなんていくらでもいる
仕事の穴をあけるのは無責任なんて言う人がいます。
そういう人ハッキリと言いたいのは、代わりなんていくらでもいるということです。
正直日本企業のレベルなら、平社員と部長が突然交代しても何とかなると思います。
会社にとってなくてはならない存在の人なんてほとんどいません。
例えば、明日あなたの会社の社長が突然失踪したとします。
どうなりますか?
多少混乱しますが、業務に支障なくないですか?
そんなもんです。
赤ちゃんにとっては唯一の人
赤ちゃんにとって父親は唯一の人です。
代わりはいません。
とってみて感じたメリット
メリット1:気持ちが楽
明日休みだと思うと気持ちが楽です。
育児と寝不足はセットなんて言いますが、育休中であれば寝れなくても気が楽です。(
夫婦2交代制で寝ればかなり楽になります。
メリット2:赤ちゃんに慣れる
赤ちゃんは本能的に母親を理解するそうです。
しかし父親はそういうわけにはいきません。
赤ちゃんも父親に慣れない、父親も赤ちゃんに慣れていない、そんな状態からのスタートです。
育児休業がもたらす時間は、父と子の融和期間になるでしょう。
感じたデメリット

前例がない
悩みがあっても、自分の父親世代は育児をせずに終えているので助けになりません。
社会的にも少数派なので、相談されて対応できる人がほとんどいない状況です。
上司で育休を取ってから昇進した経験のある人いますか?
間違いなくいません(笑)
出世できなくなるかも、もしくはリストラ
相当優秀でないと、育休は命とりです。
日本の経済状況は数値だけ見ればかなり悪いです。
そんな状況で長期間休むのはかなり危険。
リストラリストのトップに躍り出ることになりますよ。
出世なんてもってのほか。(私は復帰後ちょっと昇進してすぐ降格になりました笑)
収入が減る
育児休業給付金がもらえるとはいえ、給与よりは減ります。
貯金がないなら、生活レベルを下げないといけなくなるかもしれません。
誰も助けてくれないし助けられない
当たり前ですが、長期育休取得者は少数派です。
社内に同胞が0という可能性も大です。
誰が助けようと思いますか?
育休を取った時点で異端なんです。
少数派がどんな目に合うか、歴史を学べばわかりますよね。
誰も味方になれません。
粛清されないだけましと思いましょう。
成功者に育児をしている人はほとんどいない
世間で成功者と言われる人であったり、また政治家などでも、育児をした経験のある人はいません。(子供と遊んだことを育児という人はいる)
公共の場で育児について話していないだけかもしれませんが、育児をやりながらではどうやっても時間が足りません。(才能で埋められるのかもしれませんが、凡人には無理です)
おわり

次子供が生まれたら育休は取りません。
正直復帰めちゃくちゃ大変でした。
誰にも勧めたくないです。
もし長期の育休取ろうか考えている人がいるなら、少し冷静になってくださいね。
コメント