アンガーマネジメントとは、そのまま怒りをコントロールする方法です。
怒りに振り回されていては人生立ちゆきません。
なにより怒る男はかっこ悪いです。
怒りとはなんだ!
怒りは、相手に何かを強制させるための道具であり、何かを伝えたいという強い共感願望であり、そして他者からの怒りの反射でもあります。
相手に何かを強制させるための道具
お客さんが大きな声で店員に、○○しろと怒鳴っています。
この人はなぜ怒っているのでしょうか。
場合によりけりですが、たいていが何かを相手に強制させるために怒っています。
大きな声で委縮させて、自分に都合のよい結果を導き出そうとしているのです。
本来やっていないサービスを求めているのかもしれませんね。
何かを伝えたいという強い共感願望
今度はお客さんが、店長を呼べ!理由をちゃんと説明しろと怒鳴っています。
この人はなぜ怒っているのでしょうか。
これも場合によりますが、おそらく自分の嫌な気持ち、不快感、いらだち、腹の立った理由、そういった自分の感情を誰かに共感してほしくて怒っているのでしょう。
あなた怒っているけど正しいですよって言ってほしいわけです。
店員が何かミスでもしたのかもしれませんね。
それを責めても仕方ないのですが、それに対する行き場を失った感情をぶつけているわけです。
怒りに対する怒り
怒ったお客さんの対応した店長さんも少し怒っています。
なぜでしょうか。
怒りというのは伝染します。
これは怒りだけはありませんが、強い感情というのは伝染するのです。
アンガーマネジメントを実践する!
じゃあ具体的にどうすればいいのでしょうか。
いくつかピックアップしてみました。
息を止める
怒りを感じたら息を止めましょう。
脳に酸素を送らず、思考を無理やり止めるのです。
根拠があるのか怪しいですが、一番効果がありそうな気がします。
6秒ルール
アンガーマネジメントの代表格、6秒ルールです。
先ほどの息止めに近いものがありますね。
これは怒った時、感情のピークが長くて6秒ぐらいだと言われていることからきています。
つまり、最低6秒我慢しておけば、衝動的にあとで後悔するような行動を起こす可能性が減るわけです。
怒りの数値化
今自分がどれだけ怒っているのか点数にしてみましょう。
あの時よりも怒っているかなとか、あれよりは今回はましだなとか、順位付けするのもいいです。
とりあえず数字にすることで、怒りを客観視しましょう。
怒っている内容を書き出す
なぜ怒っているのか、どれだけ怒っているのか、とにかく書きましょう。
これは非常に効果的です。
なぜなら、書いているうちに怒りが収まるだけでなく、あとから冷静になって自分を振り返ることができるからです。
今後同じように怒らないよう気をつけることができます。
解決する
可能なら怒りの原因を解決しましょう。
眠くてイライラしているなら寝るとか、その原因を取り除きましょう。
自分の価値観、マイルールを捨てる
こうじゃないといけないとか、こうであるべきとか、そういう凝り固まった価値観を捨てましょう。
自分をルールで縛ると、しだいに相手にも強制しだして、それができないとどんどん怒りがたまっていきます。
マイルールは控えめに。
他人に関しては寛容に。
仕方ないものは仕方ないと割り切る
楽しみにしていたピクニックが雨でつぶれた。
ふざけんな天気予報、晴れるって言っただろ!!!、と怒る人はあまりいませんよね。
仕方のないものは仕方ないのです。
さっさと区切りをつけてわすれましょう。
怒りを人に見せるな!
ここまで見てきてわかる通り、ようするに怒りを内から外にだすなってことです。
なんといってもかっこ悪い。
怒ってばっかりの男と、ニコニコした優男どっちがいいですか?
逆に怒ってばっかりの女性とニコニコした女性どっちがいいですか?
考えるまでもないでしょ。
オオカミ少年じゃないが、ギャップ怒鳴りが一番決まる
毎日怒っている人に怒られても、うぜえとしか思えないでしょう。
またかよ、また怒っているよ、懲りないなあ、そんな感じにたいていなります
でも、いつもニコニコしている人が怒ったら、誰だって真摯に聞くと思いませんか?
これはやばい、自分はなんてことをしてしまったんだと。
もしかしたら人生が変わる出来事になるかもしれません。
ギャップ怒鳴りはただの怒りで終わらず、人の人生を変える、偉大なアドバイスとして残るかもしれないのです。
そう思うと、普段怒るのってもったいないと思いませんか?
おわり
アンガーマネジメントを極めて最高の優男になろう。
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